ラジオ・音響技能検定1級 受験体験記


ラジオ・音響技能検定1級を取得しましたので、忘れないうちに受験日記を書いておきます。

この検定について

 エレクトロニクス・オーディオの「知識」「技能」の能力を評価する技能検定です。
 1級から4級までレベル別に行われています。
 文部科学省認定なので、英検、漢検などと同様に、「公的資格」です。
 平成24年度から主催団体は実務技能検定協会から、国際文化カレッジに移管されました。

試験時期

 今のところ年1回、11月に実施されています。

私の受験歴

 平成8年11月 3級合格
 平成13年11月 2級合格(優良賞)
 平成22、23年 1級不合格
 平成24年 1級合格(文部科学大臣賞)

問題について

 2級〜4級は、選択式の試験ですが、
 1級は
「マルチパスひずみの原因と、その対策について述べよ。」
 のように、記述式です。
 知識と実技の2科目があり、それぞれ5問ずつ解答します。

使用した参考書

 わかりやすいオーディオの基礎知識 オーム社
 上級に進むためのオーディオ再生技術 誠文堂新光社
 ラジオ・音響技能検定試験既出問題集2級(H7改訂2刷、H14初版)
 ラジオ・音響技能検定試験受験読本2級
 絵ときアナログ電子回路の基礎

受験人数について

 実務技能検定協会の事業報告書等を参考にすると、1級の受験人数、合格人数は、
 受験者合格者
21年121
22年100
23年162
24年111
受験者も、合格者もとっても少ない試験です。


文部科学大臣賞について

 ある日、家に帰ると、AR技能検定部からの大きな封筒が届いていました。
 品名に「メダル・賞状」と書かれています。
 中をあけてみると、
 「文部科学大臣賞の賞状」と「メダル」
 が入っていました。
 以前のような表彰式はなくなったようですが、表彰は継続されているようです。
 大きな賞状は、すかして見れば「文部科学省」のすかしが入っています。  1級2級それぞれ1名が文部科学大臣賞を頂いたようです。
 いろんな大臣名での、資格試験はいろいろと持っていますが、
 表彰は初めてです。しかも、メダルも付いてます。


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かずあき